英語版GPSに日本地図を入れよう!


 まずはじめに、Garmin社の英語版GPSに日本地図を入れるのは、あくまで自己責任です。そこを理解の上、英語版のGPSを選択して欲しいし、それ以降の作業を行って下さい。ここで紹介した内容はあくまで、自分の記録とこれを見ていただいた人の参考のためにと掲載しています。そのため、作業に伴った不具合等については何ら保証する物ではありません。

 上記を理解の上読み進めて下さい。日本全国を処理しようとすると、最新スペックのPCでも非常に時間のかかる作業です。エリアを分割して作業することをお勧めします。必要なソフトは次のソフトウェアです。
 (1) MapView25000 v0.80 ・・・ 国土地理院1/25000データ表示他
 (2) 地名コンバータ ・・・ MapView付属のソフトウェア
 (3) cGpsMapper ・・・ Garmin用のimgデータへの変換
 (4) unlha.dll ・・・ 圧縮・解凍ソフトの定番
 (5) Gethtml ・・・ Web-Site一括ダウンロードソフト
 (6) MapSource ・・・ GPSMAP60CS標準添付の地図表示・転送他
なお作業にあたっては、「GPSを持って出かけよう」を参考にさせていただきました。お礼のメールを書こうと思いましたが、連絡先がわからなかったため、勝手にリンクをはらせていただいています。

操作の手順は次の通りです。
 MAPVIEW または Gethtmlにて国土地理院から1/25000の地図データを取得
 MAPVIEWにて国土地理院のデータからMAPVIEWのデータに変換(内部でunlhaを使用)
 MAPVIEW+cgpsmapperでMAPVIEWデータからGarmin用のデータに変換
 cgpsmapperにて作成したGarmin用データからMapSource用データを作成
 手作業にてMapSourceにデータを登録
 後は通常のMapSourceの操作です。

 まずは国土地理院からの地図の空間データのダウンロードです。
 MapView25000の開くのメニューから地域を選ぶと自動的にダウンロードし、自動的にMapViewデータに変換します。まずここで、非常に時間がかかりますので全国を選択して一度に実行するのはやめた方が良いです。
 その他の方法として、GethtmlやJunshu等のWeb巡回ソフトで国土地理院からデータをまずダウンロード(lzh形式)してしまって、そのデータをMapViewのフォルダに入れます。ダウンロードするデータは全国で2.5GBくらいになります。ディスク容量も必要です。使うのは1/25000のデータです。1回限りの作業ですが、ダウンロードしたデータをMapViewに取り込むのは、MapViewでのダウンロードと同じ手順。これによって、データをMapViewの形式に変換します。が、これまた時間がかかる作業です。

MapView2500日本地図取り込み後の画面

 英語版のGPSに日本語は転送できません(転送しても表示されません)。そのため、地名をローマ字に変換することになります。それはMapView付属の地名コンバータというソフトが必要になります。手順書にしたがって操作すればOKです。方法は、ゆうびんホームページ住所の郵便番号のデータをダウンロードして、地名コンパータを起動して、ダウンロードしたファイルを指定すれば変換されます。最初は変換できませんでしたが、現行のバージョンでは対応しています。。

 MapViewに取り込んだら、出力したいエリア、出力したい形式(どんな道路、地形を出力するか)を選んでGarmin形式で出力を選びます。自動的にcGpsMapperが起動してデータ変換が始まります。これまたかなり時間がかかりますので、自分の気に入った形式になるまでは1つのエリアで試しましょう。
 まずはメニューの”設定”の描画設定を英語にします。日本語を選ぶと、日本語でデータが作成されますが、GPSに転送したときに地名が表示されません。それと、道その他の表示の設定を選びます。

上の図でスライドの右−左はズームのレンジを表しています。右にスライドさせると、広域でもその道路が標示されます。左に移動させるとズームインしたときに表示されることを意味します。一番左端にすると表示されません。自分の気に入った表示になるまで試してみましょう。ちなみに、林道とかも入れたいなら、”一般道 真幅道路等”を適当な位置に動かさないといけないです。デフォルトは左端で表示されません。その他に、河川、鉄道、行政境なども設定できます。準備ができたら、”データ変換”の数値データからGarminというのを選びます。データを間引く方法なども設定できますが、まずはデフォルトで試して見て下さい。それから調整してみましょう。ここで、変換する領域を沢山選ぶとこれまたかなり時間がかかります。ちなみに、できたファイルはエリア単位のファイルになります。Garminに転送するのもこの単位になります。現在のバージョンでデフォルト設定で使っているなら”81003622.img"といったファイル名になるかと思います。古いバージョンだと、ファイル名が4桁になっていて、MapSourceでは見られるけど、Garminに転送できないそうです。要確認です。
 このimgファイルがあれば直接GPSに転送することも可能です。でもどうせならMapSourceで読めるようにして他の地図と同じように使いたいと思います。何をしなければならないかですが、Mapset_pv.txtというファイルを作成します。指定するのは青色のBoldで示した所です。最初の”Japan-25K"はMapSourceでの地図の名前になります。そして”Files”以下はさきほどMapViewで作成したデータのファイル名になります。imgファイルはできたもの全てをフルパスで列記します。

; Sample file accepted by cGPSmapper to create new map data-set

[Map]
FileName=Japan-25K
; Above determines name of preview img & tdb files
MapVersion=100
ProductCode=6600
Levels=2
Level0=14
Level1=12
Zoom0=5
Zoom1=6
; ==============================
MapsourceName=Japan-25K
MapSetName=Japan-25K
CDSetName=Japan-25K
[End-Map]

[Files]
img=f:\work\mapview\japan25k\81003622.img
img=f:\work\mapview\japan25k\81003623.img
img=f:\work\mapview\japan25k\81003624.img
img=f:\work\mapview\japan25k\81003724.img
img=f:\work\mapview\japan25k\81003725.img

[End-Files]

 できあがったら、cGpsMapperをコマンドラインから次のように起動させることになります。Windowsの設定でcPGSmapperをインストールしたフォルダにPathが通っていないとフルパス指定で起動しなければなりません。この作業でMapSource取り込みようのレジストリデータ、Tblファイルなどを作成します。
    cGPSmapper pv -l Mapset_pv.txt

 これで、img,reg,tdbの3つのファイルが作成されます。レジストリファイル(.regファイル)の内容は次のような内容で出力されます。imgファイルの保存したディレクトリを適宜変更します。注意点はディレクトリ名の間は”¥”ではなくて”¥¥”になります。次の操作は.regファイルをダブルクリックしても、Regeditというプログラムでインポートします。くれぐれも、ディレクトリ名の指定を間違うと、MapSourceが起動しなくなります!私もやりました。Regeditで今登録した内容を削除すれば復旧できますが、自信がなければMapSourceの再インストールになります。Regeditの操作にはくれぐれも注意して下さい。最悪Windowsが起動しなくなります。

REGEDIT4

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Garmin\MapSource\Products\Japan-25K]
"LOC"="C:\\myMaps\\imgs\\"
"BMAP"="C:\\myMaps\\Japan-25K.img"
"TDB"="C:\\myMaps\\Japan-25K.tdb"


MapSourceを起動して地図を切り替えると、表示されました・・・。ちょっと感動。次は日本に行ったときに試してみようかな。

    
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